2002 9/19(木)
こないだ、飲み会をした時に、もう飲み会も終わりに近づき、
トイレに立った時に自分の席もなくなって、ひとりで端っこの方に座って、 別にもうコミュニケーションを取りたい人もいないし、帰りたいなぁ・・・なんて思っていた時だった。
デジカメを持ってた人がいて、適当に数人かで写真を撮っていた。
みんなが写真に写ったりするのを、遠巻きに見てた。
その中に、古くからの知り合いのMさんがいて、
「フラニ、いっしょに撮ろーぜー」
と言ってこっちへ来たので、
とっさにその辺に置いてあったビール瓶かなんかをつかんで、更に変な顔をして、写ろうとしたら、
「なんで、昔からいつもそうなんだよー!もっと自分のかわいさをアピールしていけよー」
と、笑われた。
ほんとに、なんであたしは昔からこうなんだろう。
カメラを向けられるのは元来好きじゃないけど、この時のはそれだけじゃない。
どうして楽しい飲み会に来ても楽しくないんだろう、自分はみんなと仲良くできない暗い性格なのだ、という引っ込み思案な気持ちとか、自分の顔が嫌いで自信がなくて、ほんと首から上を取り替えたい、なんていつも思っているのが相まって、
あたしは、ついビール瓶を手に取ったんだ。
あたしには変な顔がお似合いだと思ってる。
だって、変な顔の写真を見たら、笑うだけだけど、普通に写ってる写真なんか、悲しくて苦しくて、とても見られやしないじゃんか。
Mさんは、こんなあたしにでも「かわいさ」を感じてくれているのか?
あたしはどうしてこうなんだろう。
今までも、そしてこれからも。
きゅうに、鼻がつんとした。
でも飲み会の席で泣いたりしたら意味わかんないと思ったから、なんとか耐えた。
Mさんが、ひとりだったあたしに話しかけてくれたのが嬉しかっただけだ、と考えることにした。
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